福島県南会津郡檜枝岐村
Road Map :R352、檜枝岐村役場を少し北に行くと会津駒ヶ岳への林道がある。
Route Map:道標に従って林道終点まで行くと遊歩道入口の駐車場がある。
遊歩道は荒廃しており、下ノ沢を渡る橋は一部流されていた。
『 東北の滝 』 滝見台までの遊歩道は荒廃していた。
風景写真と福島かんたん滝めぐりさんのHPから
竜の門の滝は、尾瀬沼の玄関口である南会津郡桧枝岐村にあります。
2段になって落ちる、釜を持ち、落差が約50mの美滝です。
下側の滝にも釜があるんですが、木々にさえぎられ見ることができません。
会津駒ケ岳を水源とする「下の沢川」にかかる滝です。
桧枝岐村の郊外に会津駒ケ岳登山口の大きな看板があります。直ぐ横には、上流
にこの滝を持つ「下の沢川」の急流があり、会津駒ケ岳への登山道の入り口にもな
っています。きれいなトイレもあり、この脇の舗装された道路を進んでいきます。
途中で登山道入り口とは逆の方向に行くと滝へ行くための駐車場があります。
滝見物用の細い山道となっている登りの遊歩道を進みます。
程なく再び「下の沢川」に出合うので、木の橋をわたります。10分ほど、つづら坂になった展望所への道を上ります。
水が汚い
迫力ある大きな滝なのに水が汚く、勿体無く感じる。
兵庫県下最大の天滝も水が汚くがっかりした。大きな滝には綺麗な水が流れていて欲しいが、標高の低い兵庫の滝ではそれは望めないのか。
竜ノ門の滝 (落差50m)
'05年07月に ”会津駒ヶ岳”に登頂した時には ”竜ノ門の滝”にはまったく気付かず、気付いていたとしても山登りに忙しくて滝見はしていないと思う。
今回、”三条の滝”を訪れるのに際して、周辺の滝を調べていると ”竜ノ門の滝”が浮上して来た。
たつのもんのたき
会津駒ヶ岳への林道に入り、途中で ”竜ノ門の滝”方向に右折する。
散策時間:往復45分(滝見時間含む)
”竜ノ門の滝”方向の林道に入ると林道は終点となり小さいながら駐車場があった。遊歩道入口にはしっかりと表示があり、”徒歩30分”と記述されていた。
遊歩道は入口付近から草が茂っており、この先の荒れ具合が心配された。
ゴウゴウと沢音を立てて流れる ”下ノ沢”沿いの遊歩道は荒れているものの、
道としてははっきりと判る範囲であった。
自然木で整備された階段道が続く。
遊歩道の途中から ”下ノ沢”を覗いて見る。
上流には滝がある様な沢音も聞こえていたが、そこまでは行けなかった。
”下ノ沢”を渡る橋が出て来たが、木製の橋は置いてあるだけの状態でグラグラしていた。
木橋から上流部を見るが、まだ ”竜ノ門の滝”は見えなかった。
沢を左岸に渡ると、自然木で整備された階段道が始まり、通常ではそうでもない登りだろうと思うが、尾瀬沼歩きで痛めた足に堪え、この登りが辛かった。
今日のおいらには辛い登りが4ターン続いた。
滝見台へのトラバース路が雨水で削られ細くなっていた。
次に豪雨があれば遊歩道が無くなってしまうかも知れない。
本当に滝見台はあるのか? と疑い出した頃、上部に滝見台らしい物が見え出した。
21分にて落差50m、2段の直瀑である ”竜ノ門の滝”が望める観瀑台に着く。
ネット情報によると紅葉時が美しいらしいが、全ての滝へ秋に行くことは出来ない。
直瀑ではあるが2段となっており、それぞれの滝壺も望めるので好みの滝となった。
この滝は滝壺近くに行って滝見するより、この観瀑台から見る方が良いのかも知れない。
3分間程滝見して引き返す。 下り方向から見る階段道はこんな感じ。
一部、泥地もあったが、総じて普通に歩けた。
遊歩道には草が茂り、滝見者が少ない証しだろう。 青いアジサイが咲いていた。
渡渉の橋に戻る。
駐車場の手前、ハイキングには良い雰囲気の樹林帯であった。
沢音が大きな地点に降り様としたが、草木が茂っており諦めた。
この辺りも紅葉時には綺麗な美林が見られそうである。
檜枝岐村で最初に目に付いた ”駒の湯”で汗を流す。
竜ノ門の滝
滝見遊歩道の荒れ様から、人気が無い滝の様に見られたが、ハイキングとして周回出来ない遊歩道が不人気の原因かも知れない。 遊歩道は再整備しないと廃道になってしまう感じがした。
今日の温泉
まだ二つ程、滝見する予定の滝があったが、予定外の尾瀬沼歩きで時間が無くなってしまったので残りは中止して温泉に入り帰宅準備をする。
檜枝岐村には沢山の日帰り温泉があり、全てを調べていないが、多くは入浴料
\500で入れる様である。 確か御池ロッジも\500だった。
帰路に付く
今回は日本の滝百選の ”三条の滝”が目的だったので連泊をする気が無く、早々に帰路に付く。総走行距離 700km、10時間の運転には辛いものがある。
今回の滝めぐり
尾瀬沼で股関節の筋肉を傷めてしまったが、予定通りに頑張った。
三条の滝 → モーカケの滝 → 竜ノ門の滝 → へび滝(時間切れ中止)。